関係無い、とはいえない

詩、文、感想、思い込み。

本業を、タダで売るな

さっきラジオで話していたパーソナリティーの方が「知り合いから『今度パーティやるから、ちょろっと司会してくれよ!』と頼まれることがあって、まあやるんだけれども・・・とある人から『自分の本業をタダで提供するな。プロの仕事をタダで買おうとする奴に乗るな』と助言されて、成る程そうか・・・と思った」とおっしゃってました。

 

身の回りでもよくある《お願い》ですよね。 

断ったら心象が悪くなるし、今後の付き合いもあるしで、引き受けざるを得なかったり。

往々としてその仕事の対価は、関係に甘えて支払われないか、釣り合わないものの場合が多そうです。

 

その関係性にも寄るでしょうが、ただ友達だから、親族だからというツテで、その道のプロにタダ同然の仕事をして貰うのは、やっぱり失礼なことだとおもいました。

プライベートと仕事は、こんなところでも分けて考えなきゃならんですよね。

 

蛇足ですが、わたしが昔つとめていた会社に、書道の免状を持った人がいました。

その方はたま〜に、社内の筆耕的な仕事を頼まれていました。

本当なら何らかの謝礼があると良いのですが、会社の勤務時間内で頼まれたものなので、これは仕事の一部と言えるかもしれませんね。それか採用時に「そういうお願いをすることになりますがよろしいですか?」などと、お互いに確認しておくとかね。

 

「プロの仕事をタダで買うな」・・・ちょっとした格言になりそうです。